京ことばのニュアンスと文化をシャレっけたっぷりに表現した縁起物、「京土鈴(きょうどれい)」シリーズ。
込められた意味を知ればクスッと笑えること間違いなし。あなたの願い、どの土鈴さんに託しますか?
長い歴史から生まれた「京ことば」を楽しむ縁起物
古くから日本文化の中心地であり、今も独自の風習や文化が色濃く残る街「京都」。なかでも「京ことば」と言われる独特の方言は、「本音と建前」を使い分ける暮らしの知恵が残っています。
あまり聞きなじみのない「土鈴(どれい)」とは、字のとおり”土を焼いてつくった鈴”のこと。古くは魔よけや通報などに用いられ、現在は郷土玩具として各地に残っているんだそうです。
この「京土鈴」シリーズは、生き物をモチーフに、京ことばをダジャレっぽく表現した縁起物。京ことばの文化をこれからも残していけるように、というクリエイターの想いが込められています。
1点ずつ手作業で作られた優しいシルエットと、カラカラとやさしい音も魅力です。
さらっぴん【新品】
古来より、河童(かっぱ)は水難除け、火難除け、魔除け、商売繁盛(水商売・飲食業)の守り神とされてきました。
「真っ新(まっさら)」という言葉もあるように、古いお皿を外して新しいお皿を頭に乗せている河童の姿には「新たに気持ちを切り替えよう!」という願いが込められています。
●こんな方におすすめ:転職や独立など何かにチャレンジする方、河童好きの方
かんにん【ごめん/勘弁】
カニは、Vサインに見えるハサミから勝利を呼ぶ縁起物としても親しまれてきました。
「堪忍は一生の宝」という、嫌なことがあっても許すことができる人、苦しみに耐えられる人は幸せに生きていけるという意味の言葉にもあやかり、辛抱強く我慢している姿をしています。
●こんな方におすすめ:就職や転職などイチから頑張る方、カニ好きの方
ぽち【心づけ・チップ】
たくさんの子を産むことから安産のお守りとされてきた犬。また、犬の遠吠えには「邪気を払い、魔除けの力がある」という言い伝えもあるそう。
ポチ袋と合体したこのわんこ、お守りとして役に立ったらご褒美をあげてくださいね。
●こんな方におすすめ:出産を控えた方、わんこ好きの方
いけず【意地悪】
地震を感知するといわれるなまずも、昔から人々の守り神といわれていますね。
人々を苦しめる意地悪な地震から身を守ってくれます。また、「鯰(ナマズ)」の字にある「念」には「ねばる」という意味があり、ナマズのぬるぬるとした体に由来があるんだとか。あなたの願いが叶うまで、きっと粘り強く応援してくれます。
●こんな方におすすめ:目標に向かって努力している方、新居の魔除けにも
ちゃうちゃう【違う】
狛犬は、古代インドの守り神(守護獣)として獅子のような像を置いたのが起源とされています。こちらはチャウチャウのような獅子のような狛犬。
“チャウチャウちゃうよ、狛犬よ~”と言いながら、邪悪なものから守ってくれるのでしょう。
●こんな方におすすめ:魔除け全般に、ぶさかわわんこ好きの方
どんつき【突き当たり】
うさぎは、ぴょんぴょん飛び回ることから「飛躍する」、長い耳は「自分の身を守る情報を集める」と言われ、成長や発展を祈願する商売繁盛の縁起物として親しまれてきました。餅つきが得意なうさぎが、月ごとドンと突くことで「月=ツキ=運」を力強く呼び寄せます。
●こんな方におすすめ:自営業や経営者の方、うさぎ好きの方
金/銀箔を押したパッケージまで可愛らしい♪
願いを込めた縁起物ギフトとして、愛くるしい「京土鈴」はいかがですか。
クリエイター
小山裕介と白鳥裕之のデザインユニットから始まったtorinoko。新たにデザイン商社として会社を立ち上げ、プロダクトデザインを中心に企業との商品開発やディレクションを行いながら、地域の人、技術、資源をつなげる新たな商社としての役割のほか、自社でのオリジナル商品の開発や販売、イベント企画なども行う。
●小山裕介(写真左):武蔵野美術大学卒業後、玩具メーカーにて商品企画、デザイン業務を経て 2007年に良品計画へ入社。主に家具や子供用品の商品企画、デザインを担当。
●白鳥裕之(写真右):多摩美術大学卒業後、ドイツ留学を経て株式会社良品計画にて無印良品のデザイナーとして数多くの商品開発に携わる。
商品詳細(スペック)
商品名
|
京土鈴 |
クリエイター
|
torinoko(小山裕介・白鳥裕之) |
サイズ
|
約幅6×奥行3.5×高さ6cm |
素材
|
陶器 |
生産国
|
日本 |
注意事項
|
本来の目的以外にはご使用にならないでください。 |